糖質0ビールを飲み比べ|一番搾り糖質0|パーフェクトサントリービール

糖質0ビール飲み比べ

糖質0ビールの先駆けとして2020年10月に登場した『一番絞り糖質0』と、半年遅れで2021年4月に登場した『パーフェクトサントリービール』のふたつのビールに注目。飲み比べをしてみました。

注目を集める糖質0ビールですが、はっきり言います。私感ですが、味だけで比べるなら普通のビールのほうが美味しいです。ですので、「糖質0? オレには関係ないね」という人は、糖質0じゃない普通のビールを飲みましょう。

ビールは美味しいに越したことはないけど、最近体型が気になるので糖質0ビールは気になってるんだよね・・という人は飲んでみる価値アリです。そこには「美味しい糖質0ビール」の実現に向けた、大手ビールメーカーの高い技術力と情熱が垣間見れます!

 

飲み比べてみると・・

糖質0ビール

『一番絞り糖質0』はフワッと麦の香りが広がる華やかな印象。ただ、じっくり味わって飲んじゃうと「糖質0」だからこその雑味というか、ノンアルコールビールを飲んだ時の感じに似ているのですが「ビール以外の何か」を感じてしまって、人によっては味の評価が下がると思います。自分は2回目に飲んだ時に、ものすごく喉が渇いていて、ゴクゴクと一気に飲んだら美味しく感じました。なので、ゴクゴク飲んでのどごしや爽快さを楽しむ・・みたいな飲み方がいいのかなと。これから夏にかけていいんじゃないですかね。糖質0なので体型のことを気にしないでゴクゴク飲めるし^^;

『パーフェクトサントリービール』は少し前の新ジャンルみたいな味です。さすが後発というか、『一番絞り糖質0』で感じる「ビール以外の何か」みたいな味はあまり感じませんでした。比べれば私はこちらの方が好きかなと・・

『一番絞り糖質0』と『パーフェクトサントリービール』の明確な違いは、アルコール度数です。『一番絞り糖質0』が4%なのに対して、『パーフェクトサントリービール』は5.5%。この違いが味にも出ています。『パーフェクトサントリービール』の方がどっしりとしてキレがあって硬派な印象を受けるのはこのためかなと。それを裏付けるように、色を比べてみると、『パーフェクトサントリービール』の方がややダークです。

 

一番絞り糖質0 のこと

一番絞り糖質0

2020年10月6日に登場した『一番絞り糖質0』。俳優の唐沢寿明さんが美味しそうにビールを飲むテレビCMが印象に残りますが、そこまで美味しくはないだろうと(笑)。でも、糖質0でここまでの美味しさを実現しているのって(技術的なことが分からないので恐縮ですが・・)ものすごいことなんだろうと思います。

公式サイトを見ると、開発には5年以上の歳月をかけているとのこと。ビールが好きなんだけど体型を気にしてビールの量を制限している人(開発者のダンナ様)に、気兼ねなくビールを楽しんでほしいという想いから開発されたそうです。

キリン独自の「一番搾り製法」と、新技術の「新・糖質カット製法」を駆使して誕生した『一番絞り糖質0』。体型を気にしている人はぜひお試しを。

パーフェクトサントリービール のこと

パーフェクトサントリービール

『一番絞り糖質0』の誕生から半年以上が経過した2021年4月13日に発売された『パーフェクトサントリービール』。そのネーミングからも同社の意気込みが伝わってきます。こちらのテレビCMは女優の松嶋菜々子さんがメイン。俳優の吉田鋼太郎さんと、お笑い芸人の粗品(霜降り明星)さんという、いかにも本音でモノを言いそうな人を脇に固めるという、うまいやり口(笑)です。こちらも美味しさと糖質0の両立を訴えるCMとなっています。

公式サイトを見ると、キリンビールさんと同じく約5年の歳月をかけて開発したそうです。やはり独自の「糖質0」製法を駆使し、贅沢な飲みごたえを実現すべく様々な工夫がなされています。

糖質0ビールのこれから

両社とも、先見の明がすごいですよね。5年前ってまだ「糖質制限」のことがそんなに話題になっていなかった頃です。今では「糖質オフダイエット」なんて言葉も当たり前になりましたが、先のニーズを見据えるように、そんな何年も前から開発に着手していた姿勢に頭が下がります。

糖質0ビールは今後、ますます注目を集めそうな予感。そうなると、国産大手のアサヒビールさんやサッポロビールさんやオリオンビールさん、あるいは予想もしなかったクラフトビールのブルワリーなどからも、類似商品がリリースされるのかどうかが気になるところです^^