カールスバーグ|デンマーク生まれの王家御用達ビール

カールスバーグは1847年にデンマークで設立され、現在では世界約150カ国で愛されているビール。 ラベルに描かれた王冠は、デンマーク王室御用達の証です^^

カールスバーグ

酵母を馬車でミュンヘンからコペンハーゲンまで

カールスバーグは麦芽100%のすっきりとした苦味が特徴のラガービール(下面発酵のビール)です。正統派ラガービール!といった味わいでわたくしは大好きです。サッポロ黒ラベルとかキリンラガービールが好きな人なら、美味しく飲めると思います。

カールスバーグというと思い出すのが、コミック『レモンハート』の「PART.158/1845ビールの味」に出てくる創業者J.C.ヤコブセンの話。「1845年に理想のビールの味わいを実現させるため、コペンハーゲンからミュンヘンまで特別な酵母を手に入れる旅に出た」と公式ホームページにもありますが、この特別な酵母というのが下面発酵の酵母なんですね。ビールに詳しい人はもうピンと来てると思いますが、前述したように下面発酵というのは、その頃ヨーロッパ中で多く飲まれていたエールビール(上面発酵のビール)ではなくて、ラガービールのこと。つまり、今では当たり前に飲めるようになったラガービールをつくるための酵母を、むちゃくちゃ苦労して手に入れたということなんです。当時の移動は馬車ですから、ドイツからデンマークまで、さぞかし苦労をしながら長い道中を旅したのでしょうね。そう考えると、カールスバーグの味わいがグッと増すような気がしますww

カールスバーク

サッカーファンにはおなじみかも

カールスバーグは1988年からサッカーのヨーロッパ王者を決定するEUROの公式スポンサーを務めています。そのため、サッカーファンには広く知られているビールといえるでしょう。もちろん、デンマークを代表するビール会社であり、日本ではサントリーがライセンス契約を結び、生産・販売を行っているので、比較的身近で楽しむことができます^^