クラフトビール好きなら読んでおきたい敦森蘭さんの『 よりみちエール 』。イケメン×枯れオジ、男二人の青春ビア活コミックです。日本ビアジャーナリスト協会代表の藤原ヒロユキさんが監修を務めています。講談社より2021年2月19日リリース。コミックは現在、ヤンマガサードで連載中です。
よりみちエール というタイトルで伝わる・・
ビール好きが関わっているな!というのがタイトルの『 よりみちエール 』を見ただけでも伝わってきます。だって、クラフトビール好きなら、えっ?よなよなエール?と読み間違えた人も多いんじゃ無いですかね。私はそうでした(笑)。
ビール好きという視点から見ていくと、実在するクラフトビールやお店がたくさん紹介されているのがとても参考になります。藤原ヒロユキさんのチョイス(たぶん・・)さすがです! コミックの中では各章ごとにコラム的なページ『ヒロユキエール』も掲載されていて、こちらも楽しめます。
アラフィフ映画監督と若手イケメン俳優を自然につなぐクラフトビール
ストーリーとしては淡〜いBL(ボーイズラブ)です。親子ほど歳の離れたアラフィフの映画監督・高田頼道と、ハーフの若手イケメン俳優・藤田アランが、互いに惹かれ合いながら、それぞれの人生を迷いながらも健気に歩んで行きます。このふたりを自然に結びつけてくれるのが『クラフトビール』。高田頼道のビールを飲むときの恍惚とした表情が好きです。藤田アランの好きな映画になぞらえて飲んだビールについて語るシーンは読み応えがあります。コミックの中に登場するお店に行ってビールを飲みたくなりました。ビールの紹介も含めて、物語のこれからの展開が楽しみです^^
公式サイトを見ると、 CRAFTROCK Brewing さんとコラボしてオリジナルビール『よりみちエール(HAZY IPA)』を販売中とのこと。こちらも気になるところです。