新ジャンルの本麒麟とアサヒ極上〈キレ味〉と金麦ゴールド・ラガーを飲み比べ

本麒麟_アサヒ極上_金麦ゴールド・ラガー

第3のビールのジャンルで『本麒麟』が好評です。2018年3月発売の商品ですが、キリンビール過去10年の新商品で売り上げナンバー1というから大したものですよね。それを受けてか、2019年1月に発売された『アサヒ極上〈キレ味〉』と2月に発売された『金麦ゴールド・ラガー』が同じ方向を向いているような気がして・・改めてこの3種類を飲み比べてみました^^

 

『本麒麟』が目指したのはビールっぽさなんだよね。第3のビール(新ジャンル)を飲んでいる人の6割以上が「本当はビールを飲みたい」と思っているという調査結果があって(2018.1.11キリンビール『本麒麟』ニュースリリース参照)、その想いに応えるべく発売されたのが『本麒麟』ってわけ。飲んでみると、これまでの第3のビールにありがちだった雑味がほとんど無くて、そこそこのコクがあって・・おいしいと思いますよ。でも、ビールにはおよばない。でも、がんばっているのはよーーく分かる。そんな味でした。

 

『本麒麟』を基準にしてほかの2つを比べてみると、『金麦ゴールド・ラガー』は『本麒麟』によく似てるなーというのがわたくしの感想。違いは『本麒麟』より少しだけふくよか。その分、力強さは劣るかなと。『アサヒ極上〈キレ味〉』は『本麒麟』の飲み口を軽快にして(名前のとおり)キレ味を鋭くしている感じ。これは、なんというかアサヒビールらしい(スーパードライを造ったメーカーらしい)新ジャンルだなと。比べればそういう感想なんだけど、3つともレベル高いと思います。

 

高アルコール度数(7%とか8%とか)の新ジャンルが少し前に続けて発売されたけど、これはアルコールの力を借りてコクや深みを演出している感じ。わたくしその製法はわりと好きなんですが、それは置いておいて、今回紹介する3つの商品は、麦のおいしさを引き出すことや、ホップの選定とか、ビール本来の味わいのフィールドで勝負していると感じました。そのあたりがビール好きにも評価されている理由なんじゃないかなと。

 

第3のビール(新ジャンル)なんて飲まないよというビール好きの人に飲んでみてほしいかな。その進歩に、きっと驚かされると思いますよ^^