村上春樹のデビュー作に登場するジェイズ・バーでビール飲みたい![風の歌を聴け]

風の歌を聴け

日本だけでなく世界をまたにかけて活躍する小説家・村上春樹。彼のデビュー作である『風の歌を聴け』に出て来る、主人公の「僕」とその友人である「鼠」の行きつけの店「ジェイズ・バー」。そこで彼らがビールを飲む場面がちょくちょく登場するのですが、ビール愛無くしては書けないであろう表現が随所に出て来ます。その中で特に「一夏中かけて(中略)25メートル・プール一杯ばかりのビールを飲み干し」という表現が気に入っています。どれだけビールを飲んでるんだよと思いながらも、「分かる、分かる」とシンパシーを感じてしまうんですよね。そればかりが理由ではありませんが、何度読み返したか分からないぐらい大好きな作品です。

 

『風の歌を聴け』は1979年に発表されているので、もう40年近くも前の作品になるんですね。それなのに、物語に登場するフライドポテトをつまみに「ジェイズ・バー」でビールを飲みたいなーと、未だに思ってしまいます^^