アサヒスーパードライ[進歩を続けるドライ系の先駆者]

アサヒスーパードライ

アサヒスーパードライ[アサヒビール株式会社]ビール

 マズっ! ☆☆☆★☆ ウマっ!
価格  安い ☆☆★☆☆ 高い(税込208円)

 

1987年に日本ビール初の「辛口ビール」として発売された日本ビール界の金字塔。発売直後はあまりに売れたので各社こぞってドライ系のビールを発売しましたが、現在は残っていません。本家スーパードライがいかに優れたビールだったのかが分かりますね。

 

初めて飲んだ時は正直あまり好きじゃありませんでした。ドライなだけで無味乾燥・・ぐらいに思ってました。スーパードライが大ヒットしている一方でこのように感じていた人は少なくありませんでした。例えばグルメマンガの『美味しんぼ』の中でもドライ系ビールが酷評されていたのをよく覚えています。というわけで、スーパードライを何年も口にしない日々が続きました。けっこうな年月が経ってある日たまたま口にしてみると・・おいしかったんですよね。なんというか、これまで足りないと感じていた部分が補われていました。味にふくらみが出て、麦の旨みがふわっと香って、でもすっきりとした辛口という部分はしっかり残されていて。間違いなく味が進化しています。だから今でも多くのファンを抱え、生き残っているのだと思います。今回改めて飲んでみて、すっきりさが増しているような・・進化している分、自分の好みからははずれてしまう可能性もありますが、おいしさへの飽くなき追求はそれ以上のファンを獲得し続けると思います。もし、発売当初の味の記憶にとらわれて飲んでいない人がいたら、ぜひ今のスーパードライを飲んでみてください。その進化に驚くはずです。

 

製造後3日以内に工場から出荷するなど、鮮度へのこだわりもハンパじゃありません。氷点下のスーパードライ『エキストラゴールド』を飲食店で販売するなど、楽しみ方の提案も貪欲です。2018年には泡品質を向上。ドライ系先駆者の進歩はまだまだ続いていきそうです^^

 

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